屋根周りの断熱には、主に屋根材でのものと、小屋裏(天井裏)がある場合は、天井断熱が、可能です。 費用的には天井断熱が少し高くなりますが部屋自身を断熱するので、天井断熱のほうが効果的と言えます。 この2つの断熱方法について解説します。

屋根材での断熱

簡易断熱、遮熱シートなど

断熱付ガルバリウム鋼板
図1: 断熱付ガルバリウム鋼板

トタンやガルバリウム鋼板など金属系の屋根材は、1mm以下の厚さで薄く、軽量なのですが断熱性能に弱点があります。 

左の屋根材はガルバリウム鋼板の材料の裏に断熱材を付けた製品です。 断熱材の厚さは10mmから30mm程度まであります。 ガルバリウム鋼板メーカー各社が出しています。 断熱効果は、次世代省エネ基準で230mm以上の厚みあを求めていますので、おまけくらいに考えてたほうがよさそうです。 しかし、カバー工法では、屋根が2重になっていますので、少しは断熱の助けになるとおもいます。 簡易的なものとお考えください。

遮熱シートをコンパネの下に施工
図2: 遮熱シートをコンパネの下に施工
セパレートした断熱材
ガルバリウム鋼板
とルーフィングの間に
断熱材を挿入

図3: セパレートした断熱材

<遮熱シートによる、遮熱、断熱>
断熱では、ありませんが、夏暑さを遮熱するものとして使われています。 冬には断熱の効果はありません。
おの遮熱シートをコンパネの下に施工することにより太陽からの熱をそこで遮断し、さらに空気層をもうけることにより天井に暑さを伝えない仕組みです。 リフォームでも使用することができ、コンパネまで解体しコンパネの上に遮熱シートを施工後、角材を渡し(貫)、そこにもう一度コンパネ+ルーフィング+仕上げ材を施工すれば、遮熱シートと上のコンパネとの間に空気層ができることになります。 夏はかなり快適になります。

断熱ボードによる断熱、(充填断熱工法)

充填断熱工法
図4: 充填断熱工法
断熱ボード
断熱ボード

・充填断熱工法:
断熱ボード(断熱パネル)を使用して屋根に断熱機能を持たせることもできます。 右上の写真のような厚さ40mmから60mmぐらいの厚さのパネルですが、この厚みで、断熱等級4の性能をもつものも出回っています。 施工方法は、2通りあり、屋根の上から垂木の間に入れる(重点工法)と後述するリフォームでは、コンパネの上から施工する外張り断熱工法とがあります。 一般的に断熱材で屋根を覆ってしまう外張りの工法が断熱効果が高いのは、充填工法では、断熱材と垂木との間に隙間ができるからです。 外張りでは、具体的な数字データーはありませんが、断熱ボードの間をシーリングするので、隙間ができにくいと思われます。

断熱ボードによる断熱、(外張り断熱工法)

外張り断熱工法
図5: 外張り断熱工法

左の写真: 
外張り断熱工法、リフォームでもやる工法で野地板の上に断熱ボードを施工し、その上から再びコンパネ、ルーフィング仕上げ材を施工する方法。屋根の構造が2重になったような工法である。

・外張り断熱工法;
上の写真では、屋根のリフォーム、瓦を撤去後、コンパネの上に断熱ボードを施工、ボード間をテープでシーリング
更に2重にコンパネを敷き、ルーフィング+ガルバリウム鋼板の工事です。 空気層があれば断熱効果は一層高くなると思われますが、これでも十分と思います。 (断熱の等級は不明です)