昔は野地板、今はコンパネを使う

木造住宅の屋根の下には下地材と言われている、コンパネ(構造用合板、9mm、12mm)が使用されています。 下の写真の1、2は、昔の下地材で野地板と言いい、幅15cmぐらい長さ1mから1.5mの板です。 これを屋根の骨組である垂木に釘で固定します。 今はこれに代わって施工がし易く、価格的にも有利な構造用合板、コンパネを張るのが一般的です。 写真の3,4がコンパネの施工風景です。 コンパネは9mmの厚さのものを施工することが多いのですが、太陽光パネルを設置する場合は、仕上げ材に係らず、12mm以上のコンパネを施工しないと、強度的に不安です。 太陽光のメーカーは、12mmの下地材を要求していますが、それを守らない施工業者も多く
知らない場合も含めて、長い間には、問題が表面化する可能性もあります。

野地板
写真1: 野地板1
野地板
写真2: 野地板2
コンパネ
写真3: コンパネ
コンパネ
写真4: スレートの上にコンパネ

劣化の原因と耐用年数

コンパネの劣化の原因は、水分に触れた為に始まる腐食、カビ、ふやけ、木材の繊維の加水分解などです。 このコンパネを常に乾燥した状態に置くことが重要で、木の繊維を乾燥した環境に置けば長く使用できる屋根材料です。 しかし空気中の湿気は防ぎきれなくて、徐々に劣化していき、その耐用年数は、20年ほどと言われています。 これは瓦の寿命、60年の3分
の1であり、瓦の寿命が来る前に、コンパネを3回交換しなければならない算数になります。 またルーフィング(防水シート)の寿命も20年ぐらいなので、雨漏りを防いでくれるはずのルーフィングがもっと長寿命にならないかとは思ってしまいます。
ですから屋根の構造は成るべく風遠しを良くし、換気口を設ける、部屋からの湿気を防ぐ(天井断熱など)工夫をする必要があると考えます。 具体的なデータが有る訳ではないdすが、コンパネの耐用年数は、海岸に近いとか、特異な気象条件下でなければ、20年から30年(その屋根の乾燥環境による)ぐらいでしょうか?

比較的、軽量な屋根材として良く使われていた
コンパネの耐用年数は
20年ぐらい