瓦、一番長持ちで、堅牢な材料

屋根の仕上げ材の種類として最も長持ちする屋根材は、瓦です。 瓦の種類は、粘土瓦
セメント瓦があり、粘土瓦にも焼き方によって 陶器瓦(釉薬瓦)、いぶし瓦、無釉瓦があります。

いぶし瓦は、瓦の形にかたどった粘土を窯で焼き、その後、松材や松葉で燻して(燻化工程)表面に炭素膜を作って完成。 陶器瓦(釉薬瓦)は、瓦の形に押し固めた粘土の上に釉薬をかけて、窯の中で高温で焼き上げたら完成します。

粘土瓦と言えば、三州瓦(愛知県西三河)、石州瓦(島根県石見)、淡路瓦(兵庫県淡路島)の日本三大瓦が有名です。 粘土瓦は、JISによって製造区分されていますが、釉薬をかけて焼き上げた「釉薬瓦(陶器瓦)」いぶすことで表面に炭化層をつくり独特の色合いを出すことができる「いぶし瓦」陶器の自然な風合いを残した素焼き瓦などの「無釉瓦」があります。

瓦表面に塗る釉薬がガラス質のコーティング材となりますので、雨が瓦内部に浸透して割れたり劣化することがなく、耐久性、対汚性に優れます。 いぶし瓦は、表面を覆う炭素膜によって、防水や色彩を保っていますが、炭素膜の劣化が瓦の寿命となります。 陶器瓦の耐久性が半永久的であるのに対し、いぶし瓦は、30 ~50年ほどではないでしょうか。 粘土をそのまま窯で焼くため、光沢のない優しい朱色の自然な仕上がりが特長的です。 スペインやフランスなどのヨーロッパの瓦ではよく見られるものです。 耐久性は比較的長く、40~50年とされています。


釉薬瓦
釉薬瓦の代表例

燻し瓦
燻し瓦の代表例

セメント瓦
セメント瓦の代表例

燻し瓦・セメント瓦

粘土瓦の耐用年数、寿命

瓦の寿命、メーカー各社の見解

株式会社 鶴弥 Tel:
粘土瓦(釉薬瓦、燻し瓦、素焼き瓦)の寿命は、60年が会社の見解。 その根拠はキャスピーの記述60年とあるので、そうお客様に伝えている。 耐用年数を測るのは、非常に困難であり、自社での測定、研究は行っていない。

三州野安株式会社 Tel: 0566-52-1148
瓦の寿命は、おおよそ60年は、大丈夫。 特にはっきりした根拠はない。 大手ハウスメーカーも60年と言っている。

愛知県陶器瓦工業組合 Webからの記述 
粘土瓦は、陶器瓦とも言い、寿命は、50年以上、または半永久と言われている。 718年、養老2年、建立された元興寺に約1300年前の瓦が現存する。 この瓦は1300年の寿命である。

瓦の耐用年数は
40年以上から60年